GM世界販売は7.9%減の629万台、半導体不足が影響 2021年

キャデラック・エスカレード 新型
  • キャデラック・エスカレード 新型
  • キャデラックCT4
  • シボレー・シルバラード

GM(General Motors)は2月1日、2021年の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は629万1000台。前年の682万9000台に対して7.9%減と、5年連続で前年実績を下回った。半導体不足により、生産が滞った影響を受けた。

市場別の2021年の販売実績では、中国が北米を上回り、3年ぶりに最量販市場に。ただし、中国の2021年実績は、289万2000台にとどまった。前年の290万1000台に対して0.3%減と、4年連続で前年実績を下回った。中国を含めたアジア太平洋と中東、アフリカ市場は2021年、332万4000台を売り上げた。前年の343万4000台に対して、3.2%減と引き続き減少している

2021年の北米新車販売は、257万3000台にとどまった。前年の292万4000台に対して12%減と、5年連続のマイナスだ。

北米の257万3000台の販売台数のうち、米国は221万8228台。前年の254万7339台に対して、12.9%減と引き続き減少した。主力のシボレーブランドでは、フルサイズピックアップトラックの『シルバラード』が、10.8%減の52万9765台と後退。キャデラックブランドでは、SUVの『エスカレード』が65%増の4万0505台、セダンの『CT4』が48.4%増の7253台と伸びている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集