ランボルギーニの「スペースキー」、唯一無二の NFT アート作品に

ランボルギーニ・スペースキー
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ランボルギーニ(Lamborghini)は1月24日、同社史上初となる「NFT」プロジェクトとして、宇宙をテーマにしたアート作品「ランボルギーニ・スペースキー」をファビアン・エーフナー氏と制作した、と発表した。作品は近くオークションに出品される予定だ。

NFTとは NFT(Non-Fungible Tokens、非代替性トークン)を意味する。ブロックチェーンという分散型台帳に記録される識別子で、絵画、動画、音楽、その他の記録(車のVINなど)に結び付けられる。トークンは同じものが2つとないため、所有者はトークンによって資産の真贋、希少性、プログラマビリティ、インターネット上のトレーサビリティを保証することが可能になる。

ランボルギーニの特別プロジェクトでは、スイスのアーティスト、ファビアン・エーフナー氏とコラボレーションを行い、5点の限定作品が創作される。同氏の作品は、時間、空間、現実の境界を探求しており、架空の瞬間と空間を作り出すという。

作品で中心的な役割を果たすのが、ランボルギーニが2019年に共同研究プロジェクトの一環として、国際宇宙ステーション(ISS)に送り出したカーボンファイバー複合素材だ。研究関連の試験をすべて終えて宇宙から帰還したカーボンファイバー複合素材を埋め込んだランボルギーニ・スペースキーは、NFTの世界への「鍵」になるという。5つのランボルギーニ・スペースキーは、カーボンファイバーの裏側にあるQRコードを介して、ファビアン・エーフナー氏によるフルデジタルのアート作品へのリンクとなっている。

なお、このアート作品の内容やオークションの日時などの詳細については、今後発表される予定、としている。

《森脇稔》

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