GM、内燃エンジン車の電動化を支援…EV技術を外部に販売へ

1972年製のシボレー『エルカミーノSS』にGMの電動化パッケージをインストールしEV化
  • 1972年製のシボレー『エルカミーノSS』にGMの電動化パッケージをインストールしEV化

GMは12月22日、自社のEVテクノロジーを外部に販売すると発表した。まずは、内燃エンジン搭載車をEVに変換するプロジェクトを支援する。

GMが外部に販売する最初のEVコンポーネントセットが、シボレーブランドの「Chevy Performance and Aftermarket」から発売される「Electric Connect and Cruise eCrate 」パッケージだ。このパッケージによって、EVテクノロジーをアフターマーケットに拡張する。ユーザーがこのパッケージを利用することにより、内燃エンジン搭載車をEVに変換することができるという。

GMはこれまで、複数の内燃エンジン搭載車をEVへ、実験的に改造してきた。シボレー『E-10ピックアップ』、『K-5 ブレイザーE』、『eCOPOカマロ』などがその一例だ。GMは現在、ミシガン州ブライトンのLingenfelter Performance Engineeringと協力。1972年製のシボレー『エルカミーノSS』にこのパッケージをインストールし、EV化するプログラムを進めている。

《森脇稔》

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