国土交通省は12月22日、ICTを活用した歩行者移動支援事業である「バリアフリー・ナビプロジェクト」を推進する一環として東京2020パラリンピック日本代表選手として活躍した網本麻里選手と瀬立モニカ選手の2人をアンバサダーに任命した。
国土交通省では、高齢者や車いす利用者が便利、快適に移動できる社会の実現を目指して、歩道の幅や段差、坂道の情報をオープンデータ化するとともに、それら情報を活用したバリアフリー対応アプリの普及を図るバリアフリー・ナビプロジェクトを推進している。
バリアフリー・ナビプロジェクトアンバサダーは、Web発信やアイデアコンテスト、シンポジウムといったイベント出演を通じて、プロジェクトでの取り組みを発信し、幅広い世代へ興味や関心をもってもらうための旗振り役として任命した。
国土交通省ではプロジェクトを象徴するロゴやネーミング、バリアフリー情報を活用し、未来の歩行空間を実現するアイデアなどを幅広い世代から募集する。