横浜市営地下鉄ブルーラインに新型「4000形」…1992年製3000形1次車を置換え 2022年5月から運行

躍動感を出すため、全体的に平面や直線のエッジを際立たせたという4000形の先頭車。
  • 躍動感を出すため、全体的に平面や直線のエッジを際立たせたという4000形の先頭車。
  • 抗菌処理される4000形の車内。床面にブルーラインのシンボルカラーであるブルー、壁面にグレー、出入口にイエローを配色。車端のゆずりあいシート部は床面を赤、壁面を白とし区別しやすくする。
  • 4000形のシートは座面の材質を見直して座り心地を向上。幅を従来車より10mm拡大した480mmとし、端部の袖仕切りを大型化する。
  • 4000形の車椅子・ベビーカーエリアには2段手すりや床面表示を追加。
  • ドア上部の車内防犯カメラ。1両につき3台を設置。
  • ガラス製となる貫通扉。衝突防止を図るため横浜をイメージしたパターンが描かれる。

横浜市交通局は12月13日、市営地下鉄ブルーライン(湘南台~あざみ野)に新型車両の「4000形」を導入すると発表した。

同車は、既存の3000形のうち、1993年3月のあざみ野延伸に備えて登場した1次車「3000A形」の置換えを図るためのもので、2023年度までに3000A形と同数の6両編成8本が導入される計画。最初の1本は12月に納車されており、試運転を経て2022年5月に営業運行を開始する。残る4本は2022年度中、3本は2023年度中に登場する予定。

エクステリアは、横浜のイメージや横浜らしさを基にした「海辺の先進的な都会感」をコンセプトとしており、スピード感あるデザインに。車内はシートや袖仕切りを大型化し快適性を高めるほか、防犯カメラやガラス製貫通扉などが設けられる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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