ブラジル、サンパウロのインテルラゴスサーキットで15日、サンパウロGPが開幕。初日に行われた公式予選でルイス・ハミルトン(メルセデス)がポールポジションを獲得し、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が2番手となった。 イギリスGP、イタリアGPで試みられた予選レース(Sprint Qualifying)で決勝レースのスターティンググリッドを決めるフォーマットが、サンパウロGPでも採用された。通常は土曜日に行われる公式予選を金曜日に行い、その結果で土曜日に約100kmの予選レースを行い最終的な決勝レースのスターティンググリッドを決定する。 なお、これまで「ブラジルGP」の名で開催されていたが、今年は「サンパウロGP」と名称が変更されている。 公式予選のフォーマットは通常通りで、Q1で16位から20位までのグリッドを決定。Q2で11位から15位のグリッドを決定。そして最終Q3で上位10台がポールポジションを掛けてタイムアタックを行う。 Q3に進んだのは以下の10台。 ルイス・ハミルトン(メルセデス) バルテリ・ボッタス(メルセデス) マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ) シャルル・ルクレール(フェラーリ) ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ) セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ) ランド・ノリス(マクラーレン) カルロス・サインツ(フェラーリ) ダニエル・リカルド(マクラーレン) フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ) Q1をチームメイトのガスリーと0.003秒差で終えた角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)は、Q2のアタックラップでミスがあり、13番手で予選を終えた。 Q3開始直後に行われた1回目のアタックではハミルトンが1分8秒107のトップタイムをマーク。フェルスタッペンが1分8秒372でそれに続いた。終了間際の最後のアタックでフェルスタッペンはタイムを短縮することができず。逆にハミルトンはさらにタイムを短縮し、1分7秒934を記録して予選レースのポールポジションを獲得した。 2番手はフェルスタッペン。3番手はボッタス。4-5番手にペレス、ガスリーが続き、トップ5にホンダPUを積むマシンが3台入った。 サンパウロGPは現地時間13日にフリー走行2回目と予選レースが行われ、14日に決勝レースが行われる。 ■イギリスGP 公式予選結果 1. ルイス・ハミルトン(メルセデス)/1分7秒934 2. マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)/1分8秒372 3. バルテリ・ボッタス(メルセデス)/1分8秒469 4. セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)/1分8秒483 5. ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)/1分8秒777 6. カルロス・サインツ(フェラーリ)/1分8秒826 7. シャルル・ルクレール(フェラーリ)/1分8秒960 8. ランド・ノリス(マクラーレン)/1分8秒980 9. ダニエル・リカルド(マクラーレン)/1分9秒039 10. フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)/1分9秒113 以下Q2 11. エステバン・オコン(アルピーヌ)/1分9秒189 12. セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)/1分9秒399 13. 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)/1分9秒483 14. キミ・ライコネン(アルファロメオ)/1分9秒503 15. アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)/1分10秒227 以下Q1 16. ランス・ストロール(アストンマーチン)/1分9秒663 17. ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)/1分9秒897 18. ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)/1分9秒953 19. ミック・シューマッハ(ハース)/1分10秒329 20. ニキータ・マゼピン(ハース)/1分10秒589 <追記> レース後の車検で車両に違反が見つかりタイム抹消。予選レースは最後尾からスタート、以下は繰り上がり。
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