【SUPER GT 第6戦】#16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT が今季初ポール

GT500クラスポールポジションの#16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(笹原右京/大湯都史樹)
  • GT500クラスポールポジションの#16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(笹原右京/大湯都史樹)
  • GT500クラスでポールポジションを獲得した#16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GTの大湯都史樹(左)、田中洋克監督(中央)、笹原右京(左)
  • GT500クラス予選2番手の#14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)
  • GT500クラス予選3番手の#64 Modulo NSX-GT(伊沢拓也/大津弘樹)
  • GT500クラス予選4番手の#8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)
  • GT500クラス予選5番手の#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)
  • GT300でポールポジションを獲得した#31 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GTの中山友貴(左)、金曽裕人監督(中央)、嵯峨宏紀(右)
  • GT300クラスポールポジションの#31 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT(嵯峨宏紀/中山友貴)

SUPER GT第6戦の公式予選が23日、大分県・オートポリスで行われ、GT500クラスは#16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(笹原右京/大湯都史樹)が、GT300クラスは#31 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT(嵯峨宏紀/中山友貴)がポールポジションを獲得した。

新型コロナウイルスの蔓延により昨年は開催されず、2年ぶりの開催となったオートポリス戦。GT500新規定の車両での走行は初めてとなるため、各チーム、データがない状態での走行となる。

23日に行われた公式予選はノックアウト方式。GT500クラスはQ1に15台全車が出走し、上位8台がQ2に進出。この8台でポールポジションを掛けたQ2のタイムアタックが行われる。29台が参戦しているGT300クラスは2グループに分かれてQ1を行い、それぞれの上位8台がQ2に進出。計16台でQ2が行われる。

GT500クラスのQ2進出は以下の8台。
#16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(笹原右京/大湯都史樹)
#64 Modulo NSX-GT(伊沢拓也/大津弘樹)
#14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)
#8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)
#39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(ヘイキ・コバライネン/中山雄一)
#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)
#17 Astemo NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)
#37 KeePer TOM'S GR Supra(平川亮/サッシャ・フェネストラズ)

Q2は残り2分となったところから最後のタイムアタックが行われ、まずは#8 ARTA NSX-GTの野尻智紀が1分32秒128を記録してトップに躍り出た。直後に#64 Modulo NSX-GTの伊沢拓也が1分32秒068を記録して逆転。さらには#16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GTの笹原右京が1分31秒770大きくトップタイムを更新してきた。最後に#14 ENEOS X PRIME GR Supraの大嶋和也がトップタイムに迫る走りを見せたが、1000分の7秒届かず2番手。これで#16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(笹原右京/大湯都史樹)のポールポジションが確定した。笹原にとってはこれが初のポールポジション獲得。チームとしても今季初のポールポジションとなった。

予選2番手はNSX-GT勢の中に割って入った#14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)。以下、#64 Modulo NSX-GT(伊沢拓也/大津弘樹)、#8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)と続き、トップ4のうち3台がNSX-GT。そして5番手にGT-R勢トップの#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)がつけた。

GT300のQ2はまず#65 LEON PYRAMID AMGの菅波冬悟が1分43秒112を記録してトップに立つも、#61 SUBARU BRZ R&D SPORTの山内英輝がそのタイムを大きく塗り替える1分42秒316を記録して逆転。これで決まりかと思われたが、最後に#31 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GTの嵯峨宏紀が1分42秒039を記録してポールポジションを獲得した。

65周で争われる決勝レースは、24日13時30分にスタートする。

■SUPER GT第6戦オートポリス、GT500クラス予選Q2結果
1. #16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(笹原右京/大湯都史樹)/1分31秒770
2. #14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)/1分31秒777
3. #64 Modulo NSX-GT(伊沢拓也/大津弘樹)/1分32秒068
4. #8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)/1分32秒128
5. #23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)/1分32秒335
6. #37 KeePer TOM'S GR Supra(平川亮/サッシャ・フェネストラズ)/1分32秒728
7. #17 Astemo NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)/1分32秒828
8. #39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(ヘイキ・コバライネン/中山雄一)/1分33秒078

■SUPER GT第6戦オートポリス、GT300クラス予選Q2結果
1. #31 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT(嵯峨宏紀/中山友貴)/1分42秒039
2. #61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)/1分42秒316
3. #52 埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰)/1分42秒727
4. #65 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅波冬悟)/1分43秒112
5. #96 K-tunes RC F GT3(新田守男/阪口晴南)/1分43秒391
6. #60 SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT(吉本大樹/河野駿佑)/1分43秒605
7. #88 JLOC ランボルギーニ GT3(小暮卓史/元嶋佑弥)/1分43秒748
8. #2 muta Racing Lotus MC(加藤寛規/阪口良平)/1分43秒869
9. #5 マッハ車検 GTNET MC86 マッハ号(平木湧也/平木玲次)/1分44秒110
10. #18 UPGARAGE NSX GT3(小林崇志/名取鉄平)/1分44秒113
11. #21 Hitotsuyama Audi R8 LMS(川端伸太朗/篠原拓朗)/1分44秒163
12. #6 Team LeMans Audi R8 LMS(本山哲/片山義章)/1分44秒223
13. #87 グランシード ランボルギーニ GT3(松浦孝亮/坂口夏月)/1分44秒578
14. #30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT(永井宏明/織戸学)/1分44秒578
15. #10 GAINER TANAX with IMPUL GT-R(星野一樹/石川京侍)/1分45秒326
16. #9 PACIFIC NAC CARGUY Ferrari(木村武史/ケイ・コッツォリーノ)/1分45秒654

《藤木充啓》

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