ステランティス、次世代EV向けバッテリー工場建設へ…新合弁設立で合意

フィアット 500 新型(参考)
  • フィアット 500 新型(参考)
  • プジョー e-208(参考)
  • シトロエン e-C4(参考)

ステランティス(Stellantis)は10月18日、電動車用のバッテリーを生産する新たな合弁会社の設立に向けた覚書を、LG Energy Solutionとの間で締結した、と発表した。

新しい合弁会社は、2030年までに米国での売上高の40%以上を電動車で構成するというステランティスの目標を達成するために、バッテリー工場を建設する。新工場は、40ギガワット/hの年間バッテリー生産能力を持ち、2024年第1四半期(1~3月)までに生産を開始することを目指す。

新工場で生産されたバッテリーは、米国、カナダ、メキシコのステランティスの組み立て工場に供給され、プラグインハイブリッド車(PHV)やステランティスの各ブランドで販売される次世代EVに搭載される予定だ。

新工場の立地は現在、検討中であり、詳細は後日、発表される。建設は、2022年第2四半期(4~6月)に始める計画だ。

ステランティスのカルロス・タバレスCEOは、「ステランティスの電動車ラインナップに必要な次のギガファクトリーを建設することにより、2030年までに少なくとも260ギガワット/hのバッテリーを生産できるようになる」と述べている。
EVとPHEV、ちがいとメリットとは……

《森脇稔》

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