MINIは10月7日、2021年1~9月の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は22万4838台。前年同期比は7.9%増とプラスに転じた。
日本では1~9月、1万3699台を販売した。前年同期比は3.7%減だったものの、フォルクスワーゲン『ゴルフ』やBMW『3シリーズ』などを上回り、外国メーカー車モデル別新車登録台数で首位を維持した。
なお、MINIが外国メーカー車モデル別新車登録台数で首位に立ったのは、1~9月としては2017年から、5年連続となる。
2021年1~9月の車種別世界販売実績では、MINI『ハッチバック』のEV、「クーパーSE」が好調だった。1~9月は、2万0104台を販売し、前年同期比は106.6%増と伸びた。この効果もあり、2021年1~9月のMINIの世界販売に占める電動車の割合は、15.2%に達した。
MINIの2020年の世界新車販売台数は、29万2394台。前年比は15.8%減と、3年連続で前年実績を下回っている。