GM、次世代EV向け半導体素材の開発・供給で戦略的提携…航続拡大へ

GMは10月04日、次世代EV向けの半導体に使用する炭化ケイ素(シリコンカーバイド)を開発・供給する戦略的提携を、ウルフスピードとの間で締結した、と発表した。

ウルフスピードの炭化ケイ素により、GMはより効率的なEVパワートレインを搭載できるようになる。これにより、急速に増えるEVラインナップの航続を拡大させることを目指す。

炭化ケイ素は、GMの次世代EV向けパワートレイン「アルティウム」の統合パワーエレクトロニクスに主に採用される見通し。戦略的提携の一環として、GMはEV生産のために、米国内の持続可能でスケーラブルな素材確保を目的としたアライアンスに参加する。

炭化ケイ素を使った半導体は、米国ニューヨーク州のウルフスピードの工場で生産される予定で、世界最大の炭化ケイ素製造施設になるという。2022年初頭に稼働予定の施設によって、世界中で需要が高まっている炭化ケイ素の生産能力を大幅に拡大できると見込む。

炭化ケイ素は、システム効率の向上を可能にし、軽量化とスペースの節約を実現しながら、EVの航続を拡大する。ウルフスピード社の技術は、EVパワートレインの400Vから800Vまでの電圧に対応する、としている。

《森脇稔》

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