ポルシェのドライビング体験施設「エクスペリエンスセンター東京」がオープン 世界で9番目

ポルシェのドライビング体験施設「エクスペリエンスセンター東京」がオープン 世界で9番目
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ポルシェジャパンは10月1日、千葉県木更津市に立地するポルシェ・エクスペリエンスセンター東京のオープニングセレモニーをオンラインで中継。ポルシェ・エクスペリエンスセンターはポルシェが世界で展開するスポーツドライビングおよびブランド体験施設だ。

同時に、木更津市道125号線の一部1kmが「ポルシェ通り Porsche Strasse」(ポルシェストラッセ)と命名されたことを発表した。なお、ネーミングライツの契約期間は2021年10月1日から2026年9月30日までの5年間となる。

セレモニーではまず、ポルシェジャパンのミヒャエル・キルシュ代表取締役社長が登壇。世界で9番目のエクスペリエンスセンターとなる同施設が、日本国内唯一の、海外自動車ブランドによる大型体験施設となることを強調。

「ストラテジー2030では、新たなポルシェのグローバルビジョンとして、『夢を追い続ける人のブランド』を明示。ポルシェのお客様やファンに、夢に溢れた真のポルシェブランドを経験して頂くために、我々に何ができるのか。その回答が、本日ここにオープンするエクスペリエンスセンター東京です」と明言した。

さらにミヒャエル氏は、「ポルシェ・エクスペリエンスセンターは、ショールームではありません。また、レース場でもありません。ポルシェの新しいホームです。顧客、ファン、そしてブランドを五感で探求したいという方々は、是非ポルシェを運転していただき、私たちのチームと会い、素敵なランチやディナーを楽しんでいただき、あるいは会議に参加していただき、あるいはシュミレーターラボを体感することで、交流をはかって頂けると思います。ここは、日本における、ポルシェファミリーの出会いの場です」と、同施設をオープンする意義を説明。

また、更なるニュースとして、ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京の正面を通る道路である木更津市道の一部が『ポルシェ通りPorsche Strasse』と命名された事も発表し、ストラッセはドイツ語でストリートの意味を持つことへも言及。日本の公道で、海外自動車ブランドの名称が正式に付与されるのは現在の日本では唯一のケースとなることをアピールし、「今後もポルシェは、地域の良いパートナーであり続けたい」と締めくくった。

セレモニー中盤には、同施設が置かれた木更津市の田中幸子副市長が登壇。本来であれば渡辺市長が挨拶すべきところではあるが、来ることが叶わなかったと前置きした上で、ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京のオープンを祝福した。「世界的の知名度の高いポルシェ社が本市に進出頂いたことを大変うれしく思うと共に、木更津の新たな魅力発信拠点として、交流人口の増加や地域経済の活性化など、様々な波及効果が生み出されることを大いに期待している」と、祝辞を述べた。

さらに、ポルシェジャパンと同市の災害協定の締結をはじめ、学校給食への提供に向けた有機米プロジェクトへの協力、市が後援する木更津ブルーベリーランの会場使用への協力など、多岐にわたる協力体制への感謝の意を述べるなど、ポルシェジャパンと同市の関係性の深さをアピール。「本市では、令和2年11月に締結致しました、千葉県及び木更津市とポルシェジャパンの協力に関する覚書に基づき、地域との連携を深めているところでございます。引き続き3者で協力して、地域課題の解決に向けて、取り組んで参りたいと思いますので、よろしくお願いします」と、未来へ向けた期待を覗かせる。

そしてセレモニー終盤には、千葉県熊谷俊人知事による祝辞も代読され、「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京が拠点となり、ポルシェジャパン社、千葉県、木更津市、そして大学やNPO法人等が連携し、更なる発展が図られることを期待している」とのコメントで締め括られた。

最後は、ポルシェAG取締役 デトルフ・フォン・プラテン氏のビデオメッセージも公開。「ポルシェは単なる製品ではありません。それは約束なのです。ユニークなブランドであり、ユニークな体験を提供することを約束しています。ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京はこの約束を実現するための最良の方法です。自動車業界のなかでも、スポーツカーの魂を体験できる場所は他にありません」と、改めて、同施設をオープンする意味を強調した。

また、セレモニーのプレゼンテーションパート終了後には、登壇メンバーによるテープカットを実施。ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京のオープンが高らかに宣言された。

レーストラックやレストランなど、ポルシェを体感できる設備がフルに備えた新たなブランド体験拠点が、今後どのようなスポットとして地域に親しまれ、進化していくのか楽しみである。

《先川知香》

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