メルセデスベンツ、PHEV開発終了へ...2020年代終わりにはMTも廃止に

メルセデスベンツは、PHEVの開発を終了することを明言、今後はフルエレクトリックモデルへ加速することが確実となった。

ミュンヘンで行われているIAAモビリティ2021にて、ダイムラーの幹部は、メルセデスベンツが将来的に新しいプラグインハイブリッドパワートレインを開発しないことを確認。すでに2022年から2030年までにEV開発に400億ユーロ以上を投資、2019年から2026年の間に80%のPHEV開発費が削減されると発表されているが、さらに具体的になってきた。

同社は2020年代終わりまでに完全にゼロエミッションモデルへの移行を加速するために、電気自動車プラットフォームのみの導入を開始。IAAにて発表されたばかりの「AMG GT 64 S Eパフォーマンス 4ドアクーペ」を含む既存の製品は継続されるが、次世代のPHEVシステムに投資されることはないという。

「AMG GT 64 S Eパフォーマンス」は、AMG 『GT 63 S 4MATIC+ 4ドアクーペ』の頂点に設定される最強モデルで、直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンと電気モーターにより、最高出力843hpを発揮、0-100km/h加速2.9秒、最高速度316km/hの動力性能を持つ。このパワーは、メルセデスAMG量産モデルでは史上最強でありPHEVモデルの集大成といっても過言ではないだろう。つまりこれを超えるPHEVはもはや登場しないことになる。

同社では、すでに新しいガソリンエンジンの開発は中止されているが、2020年代終わりまでにマニュアルギアボックスの廃止も明らかになっており、2030年以降、北米、欧州、日本市場においてはエレクトリックモデルのみが販売されることになる。

日本における国産車では、2030年代半ばにガソリン車の販売終了が予定されており、今後10年程度で輸入車、国産車問わず、自動車業界が大きな転換期を迎えることになる。

《Spyder7 編集部》

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