同社は2020年代終わりまでに完全にゼロエミッションモデルへの移行を加速するために、電気自動車プラットフォームのみの導入を開始。IAAにて発表されたばかりの「AMG GT 64 S Eパフォーマンス 4ドアクーペ」を含む既存の製品は継続されるが、次世代のPHEVシステムに投資されることはないという。
「AMG GT 64 S Eパフォーマンス」は、AMG 『GT 63 S 4MATIC+ 4ドアクーペ』の頂点に設定される最強モデルで、直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンと電気モーターにより、最高出力843hpを発揮、0-100km/h加速2.9秒、最高速度316km/hの動力性能を持つ。このパワーは、メルセデスAMG量産モデルでは史上最強でありPHEVモデルの集大成といっても過言ではないだろう。つまりこれを超えるPHEVはもはや登場しないことになる。