メキシコ事業60周年の日産、北米・中南米初の「e-POWER」搭載モデル投入へ

メキシコ事業60周年
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  • e-POWER
  • クエルナバカ工場生産開始時
  • クエルナバカ工場生産開始時
  • アグアスカリエンテス工場車両生産 累計50万台記念式典
  • エンジン生産 累計1500万基記念式典

日産自動車は9月10日、1961年に開始したメキシコ事業が60周年の節目を迎えたこと、また、2022年の下期に「e-POWER」を搭載したモデルを同国にて発売するとを発表した。

日産は1966年に、メキシコに同社として海外初の生産工場となるクエルナバカに工場を設立し、操業を開始した。その後、アグアスカリエンテスにパワートレイン工場と車両工場を設立。これまでの55年間、日産はメキシコにて1400万台以上の自動車と1500万基以上のエンジンを生産してきた。生産したクルマは同国内に加え、80以上の市場へ輸出。1972年の輸出開始以来、累計約800万台を出荷してきた。

また2019年、メキシコ日産はラインナップの60%を刷新する目標を立てた。『アルティマ』に加え、メキシコで生産している『ヴァーサ』、『セントラ』、『NP300』、『キックス』、『マーチ』などのモデルを一新。直近では『フロンティア』のスタイルパッケージ『V6 PRO-4X』を投入するなど、この2年間でメキシコの商品ラインナップは大幅に刷新され、コネクテッドを含むより多くの技術を搭載したモデルを提供している。

なお、メキシコ市場で発売する「e-POWER」搭載モデルは、別途発表する予定。日産は技術革新を推進し、競争力のある技術と商品を提供していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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