日産の新型EV、欧州市場向け次世代商用車 9月9日発表の可能性

日産の新型EVのティザー
  • 日産の新型EVのティザー
  • 日産 e-NV200 現行型(参考)
  • 日産 e-NV200 現行型(参考)
  • 日産 e-NV200 現行型(参考)
  • 日産 e-NV200 現行型(参考)
  • 日産 e-NV200 現行型(参考)

日産自動車(Nissan)の欧州部門は9月3日、新型EVのティザー映像を公開した。「WorldEVDay」のタグが付けられていることから、9月9日に発表される可能性がある。

この新型EVは、日産が開発を進めてきた欧州市場向けの次世代の小型商用車(LCV)だ。日産が近い将来、欧州市場に投入する小型商用車は、ルノー日産三菱アライアンスの強みや規模をさらに活用し、フランスのモブージュ地方にあるルノーの工場で生産される。同工場は、アライアンスにおける小型商用車生産の中核を担っている。

次世代商用車の商品ラインアップには、EVとガソリン車が含まれる。商用バンタイプと乗用ミニバンタイプを設定し、多様なサイズ展開を計画している。2019年以降、モブージュ工場で生産されている現行の日産『NV250』と同様に、次世代モデルは、ルノーの新型『カングー』とともに、アライアンスプラットフォームを採用する。

日産は2014年、初の量産EV商用車の『e-NV200』を発売した。次世代のEV商用車も、e-NV200と同様に、ゼロエミッションの輸送を実現するとともに、燃料費や自動車税の削減、都心部の渋滞回避により、企業のコスト削減にも貢献することが可能という。
《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集