ガーデュがバーチャルキーを採用、レンタカー運用/管理システム「RAC+」と連携して無人化

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ガーデュは、レンタカー運用/管理システム「RAC+」にスマートロック「バーチャルキー」を連携させ、非対面非接触運用を可能とするオプションサービス「+FistDrive」(プラスファストドライブ)の提供を9月(予定)より開始すると発表した。

RAC+は独自開発のクラウドセキュア環境にデーターベースを構築し、それを共用することで、ローコストと高セキュリティを実現した、高機能、高効率なレンタカー運用/管理システム。RACシリーズは提供開始からの8年で、延べ1000店舗以上で利用されている。

スマホがクルマの鍵になるバーチャルキーは、イードとジゴワッツが共同開発。ジゴワッツの認証基盤技術「JigoAuth」を利用した認証サーバとスマートフォンアプリおよび専用車載器により構成され、自動車の鍵の解錠・施錠だけでなく、プッシュスタートボタンの有効化・無効化操作も行うことができる。

今回、ガーデュが提供開始する+FistDrive サービスは、バーチャルキーアプリと連携することでレンタカー管理における必要な人的リソースを大幅に軽減する。同時間帯に集中しがちなレンタカーの貸出業務を減らし、ユーザーには待ち時間を極限まで減らしたストレスのないレンタカーの出発を実現。また、無人返却にも対応し、利用客の帰着待ちなどの残業をなくすことができる。

+FistDriveは、RAC+のオプションサービスとして設定するため、バーチャルキー車両だけでなく、バーチャルキーを利用しない車両やスマートキーに対応していない車両もRAC+で一元運用/管理できる。通常窓口貸出しとのハイブリッド運用が可能で、出発時は無人で、帰着時は有人で傷チェックを行うなど、業態に合わせたフレキシブルな対応が可能だ。さらにRAC+の顧客管理機能と組み合わせることでセレクションした優良顧客のみへのプレミアムサービスの構築も容易となる。

オプション利用料は車載器作成費用8万8000円/台、初期費用1万1000円/店舗、月額費用1万1000円/台。

《纐纈敏也@DAYS》

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