ブリヂストンは、グローバルCFO機能の拡大・強化と、吉松加雄参与の9月1日付でのグローバルCFO就任を発表した。
ブリヂストングループは、「2050年サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」というビジョンを掲げ、その実現のために中長期事業戦略を推進している。2021年2月16日には中長期事業戦略を軸とした中期事業計画(2021-2023)を発表。ヒト・モノの移動と動きを支え、社会価値と顧客価値を創出し、競争優位を獲得していくための具体的な目標やアクションを明確にしている。
ブリヂストンは、中期事業計画をより確実にかつスピードを上げて実行していくため、2021年9月1日付でグローバルCFOの機能を拡大・強化。これまでの経営企画機能と管理会計機能を融合させて持続的な企業価値の向上を図る経営体制に進化させることを決定した。新たなグローバルCFO機能は、FP&A(ファイナンシャルプランニング&アナリシス)、財務・経理・税務・IR、調達、IT基盤、経営管理をグローバルで統括していく。
同時に新グローバルCFOには、2021年9月1日付で同社の吉松加雄参与が常務役員として就任する。吉松氏はこれまで複数のグローバル企業でCFOを歴任。リーマンショックで苦境に立たされた日本電産をV字回復に導くなど、豊富な経験、それに裏打ちされた深い見識と実行力を兼ね備えた人財だ。
吉松氏は同日付でブリヂストングループのグローバル最高位の経営執行会議体であるグローバル エグゼクティブ コミッティのメンバーにも参加。同社グローバル 経営の重要な一翼を担うこととなる。