オンラインで開催中の自動車技術展「人とくるまのテクノロジー2021」では、7月12日10時より各種講演の配信を開始する。
人とくるまのテクノロジーは自動車産業の第一線で活躍するエンジニアのための自動車技術専門展。今回は458社が出展し、5月26日より初のオンライン開催として開幕した。今回は、明るい未来の地球環境のため、安心・安全で、クリーンで豊かな生活を支えるモビリティ技術を搭載した乗り物たち、2050年のカーボンニュートラル時代に向けたマイルストーンとなる2030年の新燃費規制、直近のCO2削減の主役となる内燃機関技術とその内燃機関技術を生かす燃料技術、そしてCO2削減を推進する電動化技術など、環境に優しい自動車技術とそれらの技術を陰で支える凄みの技と共に紹介している。
6月30日からステージ2に移行し、主催者企画をリニューアルするとともに、「人とくるまのテクノロジー展2021名古屋」で展示予定だった内容もオンラインで公開している。
また、ステージ1横浜企画でも好評だった「新車開発講演」に加え、ステージ2名古屋企画では新たに「材料技術講演」「中部支部企画講演」「中部支部研究発表会」を公開。7月12日10時からは 「材料技術講演」・「中部支部研究発表会」の配信をスタートする。
材料技術講演 7月12日~7月18日
「三菱ケミカルのサーキュラーエコノミーへの取り組みと自動車関連技術のご紹介」
登壇者:三菱ケミカル CE推進本部 本部長付 佐野浩氏
「環境にやさしい自動車用樹脂材料」
登壇者:住友化学 常務執行役員 自動車材事業部長 佐々木義純氏
「サステナビリティを目指した旭化成の研究開発」
登壇者:旭化成 高機能ポリマー技術開発センター(兼務)ポリマー技術開発総部上席理事 野田和弥氏
「自動車向け繊維強化複合材料の採用事例と今後の役割」
登壇者:帝人 複合成形材料事業本部 エンジニアリング統括 北野一朗氏
中部支部研究発表会 7月12日~7月18日
中部支部所属の技術者を中心に研究発表会(全20講演)を行う。