ホンダ米国販売40%増、5年ぶりのプラス 2021年上半期

ホンダ CR-V (北米仕様)
  • ホンダ CR-V (北米仕様)
  • ホンダ・アコード (北米仕様)
  • ホンダ・パスポート (北米仕様)
  • ホンダ・パイロット(北米仕様)
  • ホンダ・インサイト(北米仕様)
  • ホンダ・シビック・セダン(北米仕様)
  • ホンダ・フィット(北米仕様)
  • ホンダ HR-V(日本名:ヴェゼルに相当)(北米仕様)

ホンダ(Honda)の米国部門のアメリカンホンダは7月2日、2021年上半期(1~6月)の米国新車販売の結果を発表した。総販売台数(ホンダ+アキュラ)は83万3510台。前年同期比は40.7%増と、5年ぶりに前年実績を上回った。

全販売台数83万3510台の内訳は、乗用車が前年同期比22.7%増の31万2209台と、プラスに転じた。SUVなどのライトトラックも、54.3%増の52万1301台と2年ぶりに前年実績を上回った。

ホンダブランドの上半期実績は、前年同期比38.9%増の74万5126台と回復。乗用車系では、『アコード』が11万4707台を販売。前年同期比は、29.2%増とプラスに転じた。『フィット』は8673台にとどまり、前年同期比は37.5%減と減少傾向。『シビック』はアコードを上回る15万2956台を売り上げた。前年同期比は19.6%増と、3年ぶりに前年実績を上回った。ハイブリッドセダンの『インサイト』は9867台を販売。前年同期比は41.7%増と回復している。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系は、主力車種の『CR-V』が、21万3199台。前年同期比は53.5%増と、4年ぶりのプラスだ。中型SUVの『パイロット』も、39.7%増の7万6560台と回復。日本仕様とは異なる北米専用ミニバンの『オデッセイ』も、前年同期比32.4%増の4万7556台と3年ぶりのプラスだ。『HR-V』(日本名:『ヴェゼル』に相当)は、前年同期比85.5%増の6万8441台と、4年ぶりの前年超え。ピックアップトラックの『リッジライン』は、前年同期比68.0%増の2万4370台と、2年ぶりに前年実績を上回った。新型SUVの『パスポート』は、66.6%増の2万6694台と2桁増を達成している。

ホンダの2020年の米国新車販売台数は、134万6788台。前年比は16.3%減と、2年ぶりに前年実績を下回っている。

《森脇稔》

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