マツダ(Mazda)の米国部門の北米マツダは7月1日、2021年上半期(1~6月)のアメリカ合衆国市場の新車販売の結果を発表した。総販売台数は18万9167台。前年同期比は46.8%増と、3年ぶりに前年実績を上回った。
乗用車系では、中型セダンの『マツダ6』が1万0026台を販売した。前年同期比は24.0%増と、3年ぶりの前年超え。『マツダ3』も2万1634台を売り上げ、前年同期比は33.3%増と、プラスに転じた。
ライトトラック(ピックアップトラックやSUV)系は、『CX-5』が北米マツダの最量販となる9万2621台を販売した。前年同期比は42.3%増と、3年ぶりのプラスだ。『CX-9』は2万0265台を売り上げ、前年同期比は50.7%増と2年連続で増加した。『CX-3』は、前年同期比15.1%減の4040台と3年連続のマイナス。『CX-30』は3万3904台を販売し、前年同期の2倍に。このCX-30効果で、SUV全体では50.5%増の15万0830台を売り上げた。
スポーツカーでは、『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』に相当)が6677台を販売した。前年同期比は54.6%増と、2年連続で前年実績を上回っている。
マツダの2020年のアメリカ合衆国市場での新車販売台数は27万9076台。前年比は0.2%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。