日産 キャシュカイ 新型、トムトムの最新地図とコネクトサービス純正採用…プロパイロットをサポート

トムトムの最新地図とコネクトサービスが純正採用された日産 キャシュカイ 新型
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デジタル地図サービスを手がけるオランダのトムトム(TomTom)は6月29日、新型日産『キャシュカイ』にトムトムの最新地図テクノロジーとコネクトサービスが純正採用された、と発表した。

トムトムの最新の地図は、新型キャシュカイの「ナビリンク」付き「プロパイロット」と、インフォテインメントシステム「Nissan Connect」の車載ナビゲーションをサポートする。

新世代のプロパイロットは、高速道路の同一車線内で車両のステアリング、加速、ブレーキを自動化し、前車との車間距離を維持する。最新のシステムは、状況に応じて、車の速度を調整することができる。新型キャシュカイは、センサーで道路標識を読み取り、トムトムの先進運転支援システム(ADAS)マップから情報を得ながら、適切な速度に減速する。ナビリンクを備えた新しいプロパイロットは、トムトムの地図データを使用して、道幅が狭く急なカーブや出口ランプに近づくと、速度をあらかじめ調整する。

トムトムは、新型キャシュカイのNissan Connectインフォテインメントシステムに、無線地図更新ソリューションを提供する。このテクノロジーは、地図の関連部分を自動的に更新することで、トムトムの車載地図データの信頼性とスマートフォンアプリの最新情報を連動させる。これにより、ユーザーの操作を必要とせずに、地図が常に最新の状態になる。更新が利用可能になるとそれを検出し、ダウンロードしてインストールする。

最新の日産『リーフ』や『ジューク』と同様に、新型キャシュカイのドライバーも、トムトムのナビゲーション用マップとコネクトサービスを利用できる。Nissan Connectのディスプレイ画面、高解像度の12.3インチTFTマルチインフォメーションスクリーン、10.8インチヘッドアップディスプレイにより、ドライバーはリアルタイムの交通情報、自動速度取締機の警告、燃料価格、天気情報、オンライン検索にアクセスできる、としている。

《森脇稔》

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