小型商用EVを災害時の移動式エネルギー源に…HWエレクトロ『エレモ』

HWエレクトロと千葉県木更津市、「災害時における電動車両等の支援に関する協定」を締結
  • HWエレクトロと千葉県木更津市、「災害時における電動車両等の支援に関する協定」を締結
  • HWエレクトロと千葉県木更津市、「災害時における電動車両等の支援に関する協定」を締結
  • 防災備蓄品(イメージ)

多用途小型電気商用車『ELEMO』(エレモ)を製造・販売するHWエレクトロは24日、一般社団法人日本防災教育振興中央会(防教)と業務提携を締結した。地震や台風などの自然災害時において“本来救える命を救う”ことを目的として連携する。

具体的な活動として、防教は、5年以内を目標に、全国3万か所以上に即日運用可能な民間緊急避難所の確保と防災備蓄品を用意し、地域住民とともに最低年1回の設置訓練を行ない、災害に備える基盤を整える。HWエレクトロはその実現に向け、防災備品を荷台に搭載したELEMOを、「IoT 機能付きエマージェンシーツール」として、そして「移動式エネルギー源」として、企業や各都道府県の自治体と協働して機能させる。

HWエレクトロは同じ24日、千葉県木更津市と「災害時における電動車両等の支援に関する協定」を締結した。防教監修の防災備蓄品を荷台に装備したELEMOを1台、木更津市に寄贈する。

木更津市は人と自然が調和した持続可能なオーガニックシティの実現に取り組んでいる。ELEMOを導入することでプロジェクトの推進を図る。
HMエレクトロは12日、多用途小型商用EV『エレモ』を発表。24日から販売を開始する。また、同時に、JFTD花キューピットとともに、生花通信配達を行……

《高木啓》

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