フェラーリが新CEOを指名…半導体 STマイクロエレクトロニクス出身

フェラーリ(Ferrari)は6月9日、ベネデット・ビーニャ氏を新CEOに起用すると発表した。

ビーニャ氏は現在52歳。世界をリードする複数のテクノロジー企業に勤務した幅広い国際経験を持つイタリア人だ。1995年にSTマイクロエレクトロニクス(以下、ST)に入社し、同社の 「MEMS」(マイクロ電気機械システム)事業を立ち上げ、モーション・アクティブ・ユーザー・インターフェイス分野でSTが市場の主導的地位を確立することに貢献した。

ビーニャ氏が統括する分野は、コネクティビティ、イメージング、電源ソリューションに拡大し、とくに自動車セグメントに重点を置いて、新しいビジネス分野への進出を指揮してきた。現在、STの最大かつ最も収益性の高いアナログ・MEMS・センサグループの社長の地位にある。2018年5月からは、STの経営委員会のメンバーも務める。

ビーニャ氏は9月1日、フェラーリに入社し、その後、新CEOに就任する予定だ。自動車部門を急速に変革している半導体産業の中心で26年以上働いたビーニャ氏の経験が、フェラーリの次世代技術の開発を加速させることを見込んでのCEO起用という。

フェラーリ取締役会のジョン・エルカン会長は、「自動車業界に大きな変化をもたらしているテクノロジーに対する彼の深い理解と、実証済みのイノベーション、ビジネス構築、リーダーシップスキルは、エキサイティングな時代に向けて、フェラーリとその情熱、パフォーマンスのユニークなストーリーをさらに強化するだろう」と述べている。

《森脇稔》

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