新型ヘリコプター「SUBARU BELL 412EPX」納入開始、性能改良で輸送能力向上

SUBARU BELL 412EPX
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SUBARU(スバル)は5月20日、新型ヘリコプター『SUBARU BELL 412EPX』を警察庁へ納入したと発表した。

SUBARU BELL 412EPXの納入は今回の警察庁が初となる。本機は、同社宇都宮製作所にて操縦および整備の訓練等を行った後、岩手県警察で使用される予定だ。

SUBARU BELL 412EPXは、スバルが米国ベル・テキストロン社と共同開発した412シリーズの最新型機。スバルが独自開発したレーザーピーニング技術によるメインローターギアボックスの強化をはじめ、ドライラン能力の向上、最大全備重量を1万2200Lbs(約5500kg)まで増加、マストトルク出力向上11%等の性能改良によって、さらなる輸送能力と運航効率の向上を実現する。

スバルでは、過酷な運航条件の下でも高い信頼性を発揮するSUBARU BELL 412EPXについて、警察・消防・防災用途を中心に世界各国での展開を見込んでいる。また、陸上自衛隊では新多用途ヘリコプター『UH-2』 を開発する際の共通プラットフォームとして、SUBARU BELL 412EPXを採用している。

《纐纈敏也@DAYS》

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