誰もが移動しやすいモビリティ社会実現へ あいおいニッセイ同和損保とWheeLog提携

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  • あいおいニッセイ同和損保とウィーログの取り組みイメージ
  • ウィーログのアプリ

あいおいニッセイ同和損害保険は4月12日、WheeLog(ウィーログ)と、誰もが安心・安全で自由に移動しやすいモビリティ社会の実現に向けた、ユニバーサル都市設計を推進する取り組みを4月中から開始すると発表した。

両社は、スマートシティ推進に向けて、バリアフリーマップを生成するWheeLogのアプリを通じて得た「車椅子走行データ」と、あいおいニッセイ同和損保または自治体の保有するバリアフリー情報や防災関連データを他のMaaS(モビリティアズアサービス)データなどと連携しながら相互活用していくことを検討する。

具体的には、車椅子での外出が楽しくなる社会の実現に向けて、WheeLogのアプリと連携した、オンデマンド配車サービスによる快適な移動ルートの確保を検討する。また、避難所情報をマッピングしたバリアフリールートナビを開発して有事の際、車椅子での避難を安心・安全・簡便にできる仕組みづくりを共同で研究する。

自治体が保有するバリアフリーデータとアプリから得られるスポット情報や口コミデータを活用し、バリアフリー施設・設備の利用者の声を継続的に収集、市民参加型のユニバーサル都市デザインを促進していくことを目指す。

両社は収集した各種データを提携先である地方自治体や企業に連携することで観光客や移住者の流入を促し、地域の魅力強化を支援する。連携を通じて、車椅子利用者の移動に関する様々な課題解決に取り組むとともに、今後もデータを活用した共通価値創造につながる保険商品・サービスを開発していく。

《レスポンス編集部》

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