駐車場有料予約システム、東名・豊橋PAで社会実験へ

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NEXCO中日本は、2019年4月から東名高速豊橋パーキングエリア(PA・下り)で実施してきたトラックドライバー向け「駐車場予約システム社会実験」について、深夜の混雑時間帯での利用を一部有料化する社会実験を、駐車日時で5月1日0時から開始する。

NEXCO中日本は、国内の物流を支えるトラックなどのドライバー不足が進行する中、労働生産性の向上や働き方の改善を支援するため、2019年4月からドライバーの確実な休憩機会を確保する「駐車場予約システム社会実験(無料)」を東名高速 豊橋PAで実施してきた。これまでの実験で、特に深夜時間帯で予約上限に達し、その前後の時間帯は比較的空いている傾向を把握。分散駐車を促し、混雑時間帯でも確実に駐車してもらうため、深夜の混雑時間帯での利用を一部有料化する社会実験を開始する。

駐車場予約システムはタイムズ24が提供。有料化に合わせてクレジットカードによる事前決済機能をシステムに新たに追加し、予約から決済までを全て予約サイト上で完結させる仕組みとする。

対象駐車マスは中/大型が10台(うち1台は定期利用)、特大/ダブル連結トラックが9台(うち3台は定期利用)。有料時間帯と料金体系は中型/大型が0時から3時で120円/30分、定期利用は1万円/月。特大/ダブル連結トラックが20時から翌5時で250円/30分、定期利用は2万円/月。利用にあたってはモニター登録に加え、新たに決済に必要なクレジットカードの事前登録が必要となる。予約受付期間は利用の2週間前~予約日時の3時間前まで。

《纐纈敏也@DAYS》

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