JR東日本は4月6日、青森・岩手・秋田県内の各線へ2023年春以降にSuicaを導入すると発表した。
新たに導入される線区と駅数は、青森県内の青森エリアが奥羽本線弘前~青森間の10駅。岩手県内の盛岡エリアが東北本線北上~盛岡間の12駅、田沢湖線盛岡~雫石間の3駅、釜石線花巻~新花巻間の2駅。秋田県内の秋田エリアが奥羽本線和田~追分間の7駅、男鹿線(追分~男鹿)の8駅、羽越本線新屋~秋田間の2駅。エリア跨りでの利用はできない。
これに関連して、JR東日本では「さらなるSuicaエリア拡大のほか、モバイルSuicaなどスマートフォンによる多様なサービス提供などが実現できるようにクラウド化を進めます」として、各自動改札機で行なっていた運賃計算などの主要な処理を、サーバーとのやりとりで行なうクラウド型の改札システムを新たなSuicaエリアへ導入する。