三菱自動車(Mitsubishi Motors)の米国部門の三菱モータースノースアメリカは4月2日、2021年第1四半期(1~3月)の米国新車販売の結果を発表した。総販売台数は2万8231台。前年同期比は20.6%減と、2年連続のマイナスだった。
SUVでは、『アウトランダー』が第1四半期、4106台を販売した。新型の発売を控えて、前年同期比は68%減と2年連続のマイナス。『アウトランダーPHEV』は254台にとどまった。前年同期比は26.8%減と、引き続き減少する。
米国市場に2018年に投入された『エクリプスクロス』は第1四半期、1583台を販売した。前年同期に対して、69.5%減と2年連続で減少した。
一方、『アウトランダースポーツ』(日本名:『RVR』に相当)は第1四半期、1万5356台を販売。前年同期比は22%増と、2年連続で前年実績を上回った。また、コンパクトカーの『ミラージュ』は改良新型効果で6932台を売り上げ、前年同期比は49.2%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。
三菱自動車の2020年の米国新車販売台数は、8万7387台。前年比は28%減と、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大の影響で、8年ぶりに前年実績を下回っている。