エムケー精工は、オゾンの力で車内を除菌・脱臭するオゾン除菌脱臭機「オゾン-デオ」を4月より発売する。
現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止対策として人混みを避け自家用車で移動する人が増えており、車内の除菌への関心が高まっている。しかし車内は手の届きにくい箇所が多く、隅々まで除菌を行うのは困難で時間もかかる。
新製品はセルフサービスステーション(SS)やコイン洗車場で、手軽に車内を除菌・脱臭ができるオゾン除菌脱臭機だ。車の窓にノズルをかけて5~10分程度待つだけで、車内を隅々まで除菌・脱臭。人が触れた場所や空気中に存在する菌・ウイルス、染み付いたニオイをオゾンが元から分解し、車内を快適な空間に蘇らせる。
オゾン-デオは、波長172nmの紫外線で毎時500mgのオゾンを発生させる、UVランプ方式のオゾン発生装置を採用。放電方式と異なり、金属表面を腐食させる有害な窒素酸化物を生成しないため、安心して使用できる。水銀不使用のUVランプを採用し、環境にも考慮。UVランプは約2000時間使用できる長寿命タイプで、数年に一度の交換で済む。
また、エアポンプ内蔵タイプのため、エアコンプレッサーに余裕がない、エア品質に不安がある、または電源をつなぐだけで製品を動かしたいSSでも使用可能。コイン洗車場に設置しても安心なコインメック付きとなっている。