ホンダ英工場、現行シビックとともに7月末生産終了…売却契約を締結

ホンダ英国工場
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ホンダ(Honda)は3月26日、英国の四輪車生産会社、「ホンダオブザUKマニュファクチャリング」のスウィンドン工場を売却する契約を締結した、と発表した。

ホンダは2019年、現行『シビックハッチバック』のモデルサイクルの終わりとなる2021年7月、英国工場での生産停止を含めたグローバル規模での生産体制の再編を発表していた。ホンダはこの発表の後、スウィンドン工場の売却先を探してきた。

ホンダの英国工場は1985年に設立され、南部にあるウィルシャー州のスウィンドン市に立地している。欧州や日本向けのシビックハッチバック(「タイプR」を含む)を生産してきた。

ホンダは、この英国スウィンドン工場を、パナトーニ社に売却する契約を締結した。同社は、ヨーロッパ最大規模の不動産およびロジスティクス施設のデベロッパーだ。

スウィンドン工場は2021年7月30日、生産を終了する計画だ。必要な同意が得られれば、スウィンドン工場は2022年春にパナトーニ社に引き渡される予定であり、パナトーニ社は工場の跡地の再開発に着手する、としている。

《森脇稔》

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