「中央道・笹子トンネル崩落天井板事故を忘れない」---NEXCO中日本が研修施設を開設

「中央道・笹子トンネル崩落天井板事故を忘れない」---NEXCO中日本が研修施設を開設
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  • 安全啓発館

NEXCO中日本は3月18日、東京都八王子市に安全啓発研修施設「安全啓発館」を新設したと発表した。

「安全啓発館」は、中央道 笹子トンネル天井板崩落事故を風化させず、社員に安全意識の徹底を図るために開設した。

事故で崩落した天井板などの現物を用いて、実物大の「トンネル模型」を設置し、事故現場の状況やトンネルの構造を再現した。変状や損傷した構造物の現物のほか、歴史を学ぶための事象年表を展示し、過去に高速道路で発生した多くの事象を学ぶことによって、リスクの感度を高め、安全を最優先して自律的に行動できる人材育成に活用する。

同社グループでは、社員一人ひとりが「笹子トンネル天井板崩落事故を決して忘れず、二度とこのような事故を起こしてはならない」との深い反省と強い決意のもと、「安全性向上への不断の取組み」を実践してきたとしている。2015年度から川崎市にある「安全啓発室」で安全啓発研修を実施してきたが、今回、安全に特化した研修施設を設置した。

《レスポンス編集部》

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