警察庁は3月12日、2020年の少年非行状況を発表した。
それによると、少年の刑法犯検挙人数は前年比12.3%減の1万7466人で、刑法犯検挙人数全体に占める少年の割合は9.6%と、0.7ポイントダウンした。
このうち、罪種別で乗り物盗の少年の検挙人数は同10.1%減の2771人と、3000人を割り込んだ。
少年で自動車盗で検挙されたのは89人で、同7.3%減だった。自動車盗全体に対する少年の割合は13.4%だった。少年のオートバイ盗は同6.6%減の773人で、少年比率は0.8ポイントアップの87.0%と依然として高い。少年の自転車盗は1900人で、少年比率は35.2%だった。
車上ねらいで検挙された少年は110人、同17.3%減、部品ねらいが248人、同1.2%減だった。