ホンダの新駅向け運賃特例が廃止に…東武東上線みなみ寄居駅 3月13日

ホンダ寄居工場の全景。右手が、みなみ寄居駅がある東武東上線。
  • ホンダ寄居工場の全景。右手が、みなみ寄居駅がある東武東上線。
  • 3月13日からの、みなみ寄居駅までの運賃扱い方。
  • 3月13日からは右のように「みなみ寄居」の印字が入った定期券が必要。

東武鉄道(東武)は、東武東上線みなみ寄居駅(埼玉県寄居町)の運賃特例を3月13日に廃止すると発表した。

ホンダの関東における4輪車の生産拠点であるホンダ埼玉製作所完成車工場(寄居工場)の最寄りに設けられた同駅は、2020年10月31日、東武竹沢~男衾(おぶすま)間に開業し、「ホンダ寄居前」の副名称が付けられている。

開業当時は、下りが東武竹沢まで、上りが男衾までの運賃で、みなみ寄居まで利用できる特例が適用されていたが、3月13日からは、みなみ寄居までの実際の運賃が必要になる。

これにより、みなみ寄居からの普通運賃は、池袋までが820(817)円、和光市・朝霞台までが740(733)円、川越・川越市・越生までが530(524)円、小川町・寄居までが170(168)円となる(カッコ内はIC運賃)。

定期券についても3月13日から、みなみ寄居までのものが必要となり、同日から購入が可能となる。これに伴ない、現在使用中の定期券は4月30日までに日割計算で払戻しを行なうとしている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集