米日産、「I-POWER」の商標登録を申請…インフィニティ版「e-POWER」の可能性も

インフィニティ QX インスピレーションコンセプト(参考)
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日産自動車(Nissan)が米国市場において、「I-POWER」という名称の商標登録を申請していたことが、米国特許商標庁の公式サイトで明らかになった。

米国特許商標庁によると、I-POWERは「地上の乗り物の電動ドライブユニット」として、商標登録が申請された。日産はすでに、電動パワートレインとして、「e-POWER」を実用化しており、I-POWERは、e-POWERとの関連性がうかがえる名称だ。

最新のe-POWERが、新型『ノート』に搭載された「e-POWER 4WD」だ。これは、全車速域において4輪すべてを強力なモーターで駆動・制御することにより、新感覚の走りを実現した電動4輪駆動システムとなる。

e-POWER 4WDでは、リアに従来の約14倍の駆動力を発生する50kWのモーターをレイアウトする。さらに、日産独自の前後独立モーターを緻密かつ瞬時に制御する技術により、ドライ路面、ウェットやアイスバーン、深い雪道などの路面状況において、力強く安定した快適な走りを実現するという。

「I-POWER」に関しては、日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティのe-POWERを指すとの情報もある。インフィニティの英語表記は「Infiniti」であり、頭文字の「I」がインフィニティ版e-POWERに冠される可能性もある。

ただ、「I-POWER」が商標を担保する対象は「地上の乗り物の電動ドライブユニット」だけではなく、「車体」「シャシー」「部品・用品」など多岐に渡り、動力源も電気だけでなく「燃料電池」や「推進メカニズム」というのもあり、将来の展開の可能性は大きい。

《森脇稔》

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