横浜都心臨海部にロープウェイ 「YOKOHAMA AIR CABIN」…日本初の常設都市型 4月22日運行開始

YOKOHAMA AIR CABIN
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横浜市の桜木町駅前と新港ふ頭とを結ぶロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」(ヨコハマ・エア・キャビン)が、4月22日に運行を開始する。横浜市が1月15日に発表した。日本では初めての、常設都市型ロープウェイとなる。

横浜市は2017年度に、横浜都心臨海部において「まちを楽しむ多彩な交通の充実」=移動自体が楽しく感じられるような多彩な交通サービスの充実に向けてアイデアを民間から公募し、ローウェイはそこで提案のあったもの。

桜木町駅は横浜市都心の交通連接点のひとつ。新港ふ頭は大観覧車のある都市型遊園地「よこはまコスモワールド」、ショッピングモールの「横浜ワールドポーターズ」、複合商業施設の「横浜赤レンガ倉庫」のある地域だ。両地区の間には運河があり、廃止になった鉄道を転用した遊歩道がある。

YOKOHAMA AIR CABINはバリアフリーに対応し、車いすのまま乗車できる。ゴンドラは冷房を装備する。営業時間は午前の10時から夜の22時まで、所要時間は片道約5分、運賃(片道)は大人:1000円、子ども500円を予定している。

施設は全長:約630m、最大高さ:約40m、ゴンドラ数:36基、ゴンドラ定員:8名。運営主体は泉陽興業。泉陽興業は事業を提案し、ロープウェイを建設した。観覧車の建設・運営でも有数の事業者で、よこはまコスモワールドの経営母体も泉陽興業だ。

横浜市では、「YOKOHAMA AIR CABIN」が開業することで桜木町駅と新港ふ頭が直結し、アクセスが便利になるとともに、移動しながら横浜みなとみらいの魅力的な景観を楽しめる、と期待している。YOKOHAMA AIR CABINYOKOHAMA AIR CABIN

《高木啓》

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