カーナビとスマホの連携機能、利用者は3割強に増加 マイボイスコム調べ

カーナビ(イメージ)
  • カーナビ(イメージ)
  • カーナビ機器でスマートフォンと連携して行っていること
  • 所有している自動車にどのようなカーナビ機器を設置しているか
  • スマートフォンやタブレットのカーナビアプリを利用しているか

マイボイスコムは、10回目となる「カーナビ」に関する調査を実施。スマートフォンと連携利用している人は3割強と、前回調査から増加していることがわかった。

調査は2020年12月1日から5日に、インターネットアンケートで実施。1万0155件の回答をまとめた。その結果によると、カーナビの所有率は60.1%(2018年12月前回調査比+1.8ポイント)、自動車所有者の8割強。主に使用するカーナビのタイプは、「オーディオ一体型/2DIN」が45.8%(+1.4ポイント)、「インダッシュ」が3.2%(-0.2ポイント)、「ポータブル、オンダッシュ」が5.3%(-0.9ポイント)となっている。

カーナビとスマートフォンの連携機能については、カーナビ所有者の3割強が利用していると回答。前回調査時の2割強から増加した。その内容は(複数回答)、「スマートフォン内の音楽をカーナビで再生する」が20.5%(+4.4ポイント)、「スマートフォンのハンズフリー通話」が14.9%(+3.5ポイント)。アルパインやケンウッドの利用者では「スマートフォン内の音楽をカーナビで再生する」が他の層より高くなっている。

ルート案内以外でよく利用している機能・サービスについては(複数回答)、「音楽の録音・再生、編集、動画のダウンロード」「テレビ鑑賞」「施設・観光地などの検索機能」「バックカメラ、後方確認カメラ」がカーナビ所有者の3割前後。ポータブル・オンダッシュタイプ利用者では、「ルート案内以外はほとんど使用していない」が4割強と高くなっている。

自動車所有者のカーナビ利用意向は71.4%(+2.2ポイント)と増加。利用意向者の購入時の重視点は(複数回答)、「価格」「操作の簡単さ」が各6割弱、「地図のわかりやすさ」「画面の見やすさ」「情報の精度」が4~5割となっている。

また、自動車所有者に、スマートフォンやタブレットのカーナビアプリを利用しているかを聞いたところ、「車に乗る時は、ほぼ毎回利用する」が8.4%(+1.6ポイント)、「時々利用する」が25.2%(+2.7ポイント)、「あまり利用しない」が13.5%(+1.0ポイント)。これらをあわせたカーナビアプリ利用者は、自動車所有者の47.1%(+5.3ポイント)。インダッシュタイプ利用者では約55%となっている。

《纐纈敏也@DAYS》

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