愛着のフェアレディで熟年夫妻も参加…フリーモーターミーティング

フリーモーターミーティング
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栃木県宇都宮市にある「道の駅うつのみやろまんちっく村」で12月20日、「フリー・モーター・ミーティング(FMM)」が行われ、300台を優に超える新旧車両が集まった。

FMM(鈴木丈生代表)の主催による、毎月第4日曜日に開かれている草の根エンスージアストイベント。今回は年末ということもあって一週繰り上げての開催となり、今年最後のミーティングとなった。

今年はコロナ禍で開催を一時中断、8月に再開された。その後はいつものように運営されてきたが、徐々に参加車両が増加。爆音をまき散らしたり不法改造した車両を排斥するため、駐車場入口でスタッフたちがマナー厳守のパンフレットを配ったりして注意喚起を行った。

この道の駅は東京ドーム10個分という広大な面積を持ち、駐車場の収容台数は1000台以上。ミーティング会場となっている駐車場は一般利用の多い施設から最も遠い場所にあり、施設側の使用許可も取っている。開催から10年となり、スタッフたちの地道なマナー啓発活動で今回も穏やかな集まりとなった。

”フリー”とうたっている通り参加は自由で、車両の新旧や国内外など参加規程はないため、様々な車両が集まるのが特色。原付バイクや軽トラからヒストリックカー、スーパーカーなど、まるで車の見本市のようで楽しい。今回は目視で300台を優に超える車が集まり、希少車もかなりの数に上った。

全体的に目立ったのはスーパーカー。フェラーリ『512BB』や『チャレンジストラダーレ』、ランボルギーニ『アヴェンタドール』や『ディアブロ』、アストンマーティン『ヴァンテージ』、マセラティ『クアトロポルテ』、ロータス『エリーゼ』など、かなりの台数。歴代のシボレー『カマロ』やシボレー『コルベット』などマッスルカーもずらりと並んだ。

ほかにも、MINIベースに英国のバックヤードビルダーで制作されたキットカー、マーコス『ミニGT』や、日産『リーフ』のリチウムイオンバッテリーとソーラーパネルを搭載するなどして自作した超小型1人乗りEV・トヨタ車体『コムス』、自力でフルレストアついでにオーバーフェンダーとリアスポイラーも装着したスバル『ff-1』など、見飽きることがない。

所有から43年間、奥様と今でも毎月1300kmは乗っているというダットサン『フェアレディ1600』も参加。オーナーはエンジンから電装、板金塗装までほとんどすべて自分で修理してきたという。ボディカラーに合わせておそろいの真っ赤なジャケットもおしゃれな熟年カップルだ。ほのぼのとしたミーティングらしいひとこまであった。

《嶽宮 三郎》

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