経済産業省は、政府が閣議決定した2020年度第3次補正予算で、電気自動車(EV)などのクリーンエネルギー自動車購入補助金37億円を計上したと発表した。
現行はEV購入時に40万円を補助している。第3次補正予算で、EVと充放電設備セットで購入した場合は60万円、EVと再生可能エネルギー100%電力とセットで購入した場合、80万円まで補助金をそれぞれ引き上げる。
2019年度補正予算で計上した「サポカー補助金」の残余額を、2021年度に繰り越し、サポカーの導入を促進する。
また、サプライチェーン強靱化・多元化対策費として2225億円を計上した。生産拠点の集中度が高く、サプライチェーンの途絶によるリスクの大きい重要な製品などを国内で増産する設備に投資する事業者や、海外生産拠点を分散する事業者への支援を継続する。