メルセデスベンツが開発中の新型EVモデル『EQE』最新プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。EQEはミドルセダン『Eクラス』に相当するモデルとなる。 ドイツの公道でキャッチしたテスト車両は、カモフラージュが厳重だが市販型ボディであることは間違いない。ボディスタイルは、大きくスタイリッシュなリフトバックスタイルを採用、ホイールはボディの四隅に配置されており、短いオーバーハングと長いホイールベースが特徴のようだ。 注目は、以前のプロトタイプと比較して、ドアハンドルにカモフラージュがされていない点。『Sクラス』のようなポップアップハンドルではなく、従来のハンドルを採用しているが、オプション設定される可能性がある。 リアエンドでは、プレースホルダー(ダミー)のテールライト、内燃機関モデルを装う排気口などが装着されており、開発が序盤であることを示唆している。 EVパワーユニットは各車軸に1基ずつ、2つのモーターを配置し、最高出力は350ps以上を発揮する。最新情報では、新開発されたバッテリーの搭載により航続距離600kmとも伝えられている。またアクティブエアサスペンション、リアアスクルステアリングの搭載も予想されている。 市販型では、SUVなどいくつかの異なるバージョンを準備していると思われるが、新たに「EQE 43」、「EQE 53」、「EQE 63」などAMGグレードの商標登録が確認された。 EQEのワールドプレミアは2021年、フランクフルトから場所が変更され開催される、第1回「ミュンヘンモーターショー」が有力だ。ドイツのジンデルフィンゲンにある、メルセデスの新しいファクトリー56で生産される予定だ。 新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!
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