ボルボカーズ、電動化戦略を加速…次世代EV向けモーターを自社開発

ボルボカーズの電動車向けモーター
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  • ボルボ XC40 リチャージ
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ボルボカーズ(Volvo Cars)は11月2日、次世代のボルボのEV向けモーターを自社開発すると発表した。

ボルボカーズは2025年までに、ボルボ車1台あたりのCO2排出量を40%削減するという目標を掲げている。また2025年には、ボルボカーズの世界販売台数の50%をEV、残りをハイブリッド車にする電動化戦略を掲げている。

次世代のボルボのEV向けモーターを自社開発するという発表は、ボルボカーズの電動化戦略を加速させるものとなる。ボルボカーズは多額の投資を行い、次世代のボルボEV用の電気モーターの自社設計と開発を行う。

ボルボカーズのエンジニアは、電気モーターの開発を自社で行うことにより、将来のボルボ車の電気モーターと電動パワートレイン全体を、さらに最適化することができるという。

ボルボカーズはすでに、『XC40』のEV、「XC40リチャージ」を欧州で発表している。EVパワートレインは、前後にそれぞれモーターを搭載し、4輪を駆動する。2つのモーターは合計で、最大出力408hpを引き出す。1回の充電での航続は、400km以上の性能を備えている。急速チャージャーを利用すれば、バッテリーの8割の容量をおよそ40分で充電できる。

《森脇稔》

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