川崎重工、モーターサイクル&エンジン事業を分社化へ

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川崎重工業は11月2日、2021年4月にモーターサイクル&エンジン事業を分社化すると発表した。

モーターサイクル&エンジン事業は、同社の事業の中で唯一のB to Cビジネスとなっている。分社化することで、意思決定のスピードを上げて、新たなライフスタイルの提案など、消費者向けの新しい製品・サービスの提供を目指す。具体的には新たな個人モビリティである電動三輪ビークル事業などへの参入を検討する。

また、モーターサイクル&エンジン事業は環境規制への対応などの課題を抱えており、電動化や先進安全技術などの共同開発、機能部品の共有化などを通じて業界内での連携を強化し、市場の活性化を図る方針。

一方、汎用エンジンを含むモーターサイクル&エンジン事業は、精密機械・ロボット事業との関係が深いため、分社化後、両事業の連携により量産型事業における経営資源の融通、油圧機器・汎用エンジンの農機・芝関連市場向けで連携する。ロボット・リモート技術を採り入れた近未来モビリティ開発などでも連携して進めることで、新たな事業創出に取り組む。

《レスポンス編集部》

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