アストンマーティンの赤字が拡大、新型コロナの影響 2020年1-9月期決算

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アストンマーティン(Aston Martin)は10月27日、2020年1~9月期の決算を発表した。

同社の発表によると、売上高は2億7000万ポンド(約365億円)だった。前年同期の6億5000万ポンドに対して、58%減と引き続き減少した。

また、2020年1~9月の最終損益は、2億2910万ポンド(約310億円)の赤字となった。前年同期の2970万ポンドの赤字から、赤字幅が拡大した。

赤字の拡大は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大による新車販売の減少が要因だ。2020年1~9月の世界新車販売台数は1555台で、前年同期比は61%減と大幅に減少している。

アストンマーティンは、新型コロナウイルスにより、世界経済への影響が続いている。第3四半期(7~9月)には一部の市場で回復の兆しが見られたが、多くの市場では依然として困難な状況にある、としている。

《森脇稔》

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