3 in 1タイプの6.6kW車載充電器開発、電動車システムの小型・軽量化に貢献…ダイヤモンド電機

製品写真
  • 製品写真

ダイヤモンド電機は10月26日、充電機能に複数機能を統合した3 in 1タイプの車載充電器を開発したと発表した。

世界的な地球温暖化対策として、環境規制強化、CO2排出低減の必要性がますます高まっており、EVやPHEVの普及が加速。電動車には車載充電器をはじめ多くの電装機器が搭載されるが、さらなるEV、PHEVの拡大には車載電装機器の小型・軽量化が重要となる。

開発品は、充電を行う6.6kW充電器、車両内電装機器給電用のDCDCコンバータ(2.1kW)、急速充電への切り替えを行うジャンクションボックスの3つを1つのパッケージに統合。サイズは306×294×195mm(コネクタ等突起部除く)。トランスおよび放熱レイアウトを工夫し、既存の車載充電器より約30%の小型化を実現した。また充電器に加え、DCDCコンバータ、ジャンクションボックスを1つの統合した3 in 1タイプとし、ハーネス削減等によりシステムレベルでの部品点数削減・小型化・軽量化を実現。EV、PHEVの普及に貢献する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集