ホンダは、電気設備の点検業務等のさまざまな業務での使用に最適な仕様を施した業務用蓄電機「LiB-AID(リベイド)E500 for Work」を10月6日より発売する。
LiB-AID E500 for Workは、ハンディタイプ蓄電機「LiB-AID E500」の電源品質や拡張性といった基本性能はそのままに、電気保安工事や保守点検などの業務用途に対応する仕様として、持ち運び可能な軽量で小型な電源というコンセプトで開発した。
新製品は、ハンドル部分が収納できる「フラットハンドル」の採用で、LiB-AID E500と比較して全高を抑え、収納性と持ち運び時の利便性向上を両立した。また、ハンドル部を収納した状態で上面にノートパソコンなど軽量な機材の載荷を可能とし、狭い場所での作業効率改善に貢献。ハンドルのベース部分に設定した「マウントホール」により2段積みを可能とし、収納時のスペース効率と、保管時の安定性に寄与する。さらに本体側面にベルトを取り付け可能なフックを採用することで、可搬性を高めた。
また、本体上下の四角(合計8か所)に高クッション性の素材でできた「コーナープロテクター」を採用。作業時や運搬時に接触しやすい本体コーナーを保護し、衝撃を和らげる。
サイズは全長266×全幅185×全高226mm。重量は5.6kg。定格出力300W/最大出力500W。価格は14万0800円。ポータブル電源を対象とした補償としては国内で初めて、使用時に生じた接続機器の不具合に対する専用補償を付帯する。