ダイハツ、国内自動車生産累計3000万台達成…オート三輪『ダイハツ号』発売から89年

初の三輪自動車「ダイハツ号」(HA型)
  • 初の三輪自動車「ダイハツ号」(HA型)
  • 初の軽三輪自動車「ミゼット」(DKA型)
  • 初の小型四輪自動車「ベスタ」

ダイハツ工業は、2020年9月生産分実績をもって、ダイハツブランドの国内自動車生産累計3000万台を達成したと発表した。

ダイハツは、内燃機関の国産化を目的に、1907年に発動機製造として産学協同で設立。1931年に500ccのエンジンを搭載した三輪自動車『ダイハツ号』を発売し、自動車製造業を開始した。戦後は1957年に発売した軽三輪自動車『ミゼット』が小売業者などから好評を集め、1958年にはダイハツ初の四輪自動車として小型トラック『ベスタ』を発売。その後、1960年に初の軽四輪自動車として商用車『ハイゼット』、1977年には小型乗用車『シャレード』、1980年には軽乗用車『ミラ』など、軽自動車から小型車まで、人々の暮らしに寄り添い、日常の生活や仕事を支える多様なスモールカーを生産してきた。

現在、ダイハツは多様なニーズに応え、リーズナブルな価格で提供できるスモールカーづくりを目指し、低コスト・高品質な生産を実現する「SSC(シンプル・スリム・コンパクト)」をコンセプトとした、ダイハツの3拠点(滋賀、京都、本社・池田)およびダイハツ九州大分工場の合計4拠点で完成車の生産を行っている。2019年からは、ダイハツらしい軽自動車を基点とした新世代のクルマづくり「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」による新商品を発売。引き続きトヨタグループにおけるスモールカーメーカーとして、多様なニーズに応えるクルマづくりを推進していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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