大雨で浸かったクルマ、水が引いても使用しないで---国交省

令和2年7月豪雨(7月5日、熊本県人吉市)
  • 令和2年7月豪雨(7月5日、熊本県人吉市)
  • 平成30年7月豪雨(7月8日、岡山県倉敷市)
  • 平成30年7月豪雨(7月10日、岡山県倉敷市)
  • 外したターミナルがバッテリーと接触しないような措置(テープなどで覆う)をする。

国土交通省では、台風などの出水で自動車が水に浸ってしまった自動車ユーザーへ、感電事故や、電気系統のショートなどによる車両火災を防止するための注意喚起を行なっている。

平成30年(2018年)7月豪雨の被害を受けてプレスリリースが発行され、公式サイト(自動車局)にも同様の内容が掲載されている。

それによると、大雨などによる浸水や冠水被害を受けて水に浸った車両は、外観上問題がなさそうな状態でも、感電事故や、電気系統のショートなどによる車両火災が発生するおそれがある。そのため、以下のように対処する。

1. 自分でエンジンをかけない。
2. 使用したい場合には、購入した販売店もしくは、最寄りの整備工場に相談する。特に、ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)は、高電圧のバッテリーを搭載しているので、むやみに触らないこと。
3. 使用するまでの間、発火するおそれがあるので、バッテリーのマイナス側のターミナルを外しておく。その際に、外したターミナルがバッテリーと接触しないような措置(テープなどで覆う)をする。

《高木啓》

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