トヨタ シエナ 2021年型のシートは3割軽量化 BASF

トヨタ・シエナ2021年型
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  • シエナに軽量な3列フリースタンディングシートバックが初採用
  • CAE「ウルトラシム」で正確な解析を実施
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BASFは9月9日、トヨタ自動車の北米の研究開発部門と協力して、2020年後半に販売予定の北米試乗向け2021年型『シエナ』の3列シートの軽量化に成功したと発表した。

旧モデルでは、3列シートに15点の鋼製部品が使用されており、重量が重かった。2021年モデルのシエナの3列シートは、すべての性能基準を満たしながら、従来シートより30%軽量で、価格競争力のあるものを実現したとしている。

BASFでは、独自の35%ガラス繊維強化材で高い衝撃性を持つポリアミドPA6グレード、「ウルトラミッドB 3 ZG 7 CRを採用することで射出成形による一体成形とし、軽量化とコスト低減の両立を図った。BASFのCAE(コンピュータ支援エンジニアリング)ツールの「ウルトラシム」も活用したという。

《レスポンス編集部》

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