中古車販売店のウェブ登録作業をAIで効率化---画像から車種情報を判別 グーネット

MOTOR GATE AI
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プロトコーポレーションは7月2日、「グーネット」を利用する中古車販売会社の経営支援システム「MOTOR GATE(モーターゲート)」にて、掲載する中古車の画像から車種情報登録等をAIが自動判別しデータ化する新機能「MOTOR GATE AI」の提供を開始した。

Motor Gateは、グーネットへの中古車在庫登録やタイヤ等の商材購入支援等を提供している中古車販売会社専用の経営支援システム。国内で約1万4000社以上が導入している。今回のAI機能の導入は、中古車販売会社の業務効率化による生産性向上と、在庫回転率及び収益力向上を目的に開発。グーネット等の運営により長年構築してきた独自のビッグデータをAIで解析することで提供が可能となった。

プロトコーポレーションの調査では中古車販売会社の業務にて、web等への在庫車両登録データ化にかかる時間は1日あたり約2時間を要していることが判明。中古車販売会社の業務生産性が向上しない一因となっているが、今回のMotor Gate AI導入により、データ化業務の約50%低減が可能となるという。

またグーネット掲載画像へのユーザーアクセスデータから、ユーザーに人気の装備やパーツ等の情報をAIが自動分析。アクセス向上に寄与する車種紹介コメントの自動生成や、推奨画像枚数等も示唆。これにより見積依頼や電話問合せ等のグーネット上での広告効果が180%程度向上することが期待される。

《纐纈敏也@DAYS》

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