ベントレー ベンテイガ 改良新型、最新のインフォテインメント搭載…欧州仕様

10.9インチの高解像度タッチスクリーン

室内の空気から汚染物質を除去する「エアイオナイザー」

後席乗員向けのタブレット「タッチスクリーンリモート」

乗車定員が異なる3種類のシートを設定

ベントレー・ベンテイガ 改良新型
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ベントレーは6月30日、『ベンテイガ』(Bentley Bentayga) の改良新型の欧州仕様車に、最新のインフォテインメントシステムを搭載すると発表した。

10.9インチの高解像度タッチスクリーン

導入される最新のインフォテインメントシステムは、ユーザーインターフェースの新基準を打ち立てることを目指して開発された。10.9インチの高解像度タッチスクリーンは画面のサイズや明るさが向上し、反射防止処理とアンチグレア処理が施され、タッチ性能も大幅に向上しているという。スクリーンは、センターフェイシアの幅いっぱいに拡大されている。

メインウィンドウの表示コンテンツは、画面下のハードキーと、メインメニューから選択できる。ダッシュボードの画面に表示するコンテンツも、電話やナビゲーション、メディアなど、お気に入りを3つ選択できる。

ドライバーインフォメーションパネルは、『コンチネンタルGT』や新型『フライングスパー』と同じく、フルデジタル仕様だ。このデジタルディスプレイがコクピットをモダンに演出する。表示項目はドライバーがカスタマイズ可能で、エレガントなグラフィックスを使ったリアルタイムのライティングエフェクトを可能にしている。

高解像度スクリーンの表示レイアウトは、「クラシック」、「エクスパンデッド」の2種類から選択できる。クラシックビューでは、トラディショナルな丸形のスピードメーターとタコメーターが表示される。エクスパンデッドビューでは右側のメーターに代わり、マップとメディア情報が拡大表示される。ベントレー・ベンテイガ 改良新型

室内の空気から汚染物質を除去する「エアイオナイザー」

改良新型には、高度なテクノロジーを採用した新装備が数多く導入され、車内で過ごす時間をより豊かなものにすること目指した。

オーディオシステムは2種類。標準装備の「ベントレーシグネチャーオーディオ」は590W、12スピーカーだ。オプションの「Naim for Bentleyシステム」は、両フロントシート下のアクティブバススピーカーを含めた20基以上のスピーカーで、1780Wを発揮する。超高音域を再現するため、各AピラーとBピラーにはスーパーツイーターが配置された。Naim for Bentleyオーディオには、「デジタルメディア」モードから「クラシック」モードまで、8種類のリスニングモードがある。また、Naim for Bentleyのスピーカーグリルは設計が見直され、照明付きのNaimバッジが追加されている。

「エアイオナイザー」も新たに採用された装備だ。中央のエアベントから、マイナスイオンを放出してキャビンの空気をクリーンに保つ。エアイオナイザーから放出されたマイナスイオンによって、空気中を漂うほこりやアレルゲンなどの汚染物質がマイナスの電気を帯び、近くの物質表面に付着する。その結果、乗員が呼吸する空気から、汚染物質が除去されるという。

後席乗員向けのタブレット「タッチスクリーンリモート」

後席には、新型フライングスパーに導入されたものと同様の新設計の「タッチスクリーンリモート」が装備される。大型化されたタブレットで、さまざまなテクノロジーを使いこなすことができるという。5インチディスプレイはグラフィックスがいっそうモダンになり、内蔵のクアッドコアプロセッサと1GBのRAMによって処理能力が向上している。タッチスクリーンリモートからは、後席のヒーターやマッサージのほか、メディアシステム、ナビゲーション、ムードライティング、ブラインドといったさまざまな機能を操作できる。

また、ハンズフリーテールゲートや冷蔵機能付きボトルクーラーといった実用的なものから、「シティスペシフィケーション」やリアビューカメラといった安全をサポートするものまで、幅広く用意している。

従来はブルズアイ型センターベントが2つ配置されていたが、改良新型ではシングルベントに変更されている。彫刻のようなシングルベントは、滑らかなクロームベゼル付きで、メインインフォテインメントスクリーンの上に配置され、シングルベントの中にブライトリング製クロックが備え付けられる。センターコンソールの側面には、長めの収納ポケットがあり、スマートフォンなどの小物の収納に適する。シフトレバーの正面には、シグナルブースター付きのワイヤレスチャージャーがあり、スマートフォンを充電できる。ベントレー・ベンテイガ 改良新型

乗車定員が異なる3種類のシートを設定

改良新型のシート設定は3種類だ。標準は5名がけシートで、オプションの4名がけシート設定では、後席が左右独立型となり、その中央にセンターコンソールが配置される。3列の7名がけシートにすれば、実用性に富んだフレキシブルなシートアレンジが可能だ。

5名がけシートには新しいシートフレームが採用され、リアシートのリクライニング角度が従来の2倍になる。すべてのシートが、ショルダー部分を中心に彫刻のような形状に見直された。新設計の発泡素材とシートカバーが標準となり、オプションのコントラストステッチやハンドクロスステッチをあしらえば、ディテールがさらに引き立つという。シートのマイクロパイピングもベンテイガで初めて選択できるようになった。以前は4名がけシートでしか利用できなかったリアシートのベンチレーターも、5名がけシートのオプションに追加されている。4名がけシートの膝回りスペースは、シートを倒さない状態で30mm、リクライニング時に100mmほど広くなった。

「マリナードライビングスペシフィケーション」については、新しいキルトデザインが採用されたるほか、ウッドパネルには真っ直ぐな杢目が特長の「Koa」と「Crown Cut Walnut」が新たに加わり、全8種類から選択できる。各ウッドパネルは、環境に配慮した方法で採取されたものだという。

改良新型では、ベントレー初採用となるダークティントのダイヤモンドブラッシュドアルミニウム仕上げのトリムがオプションで選択できる。これは、ベントレーを象徴するマトリクスグリルデザインをイメージしたもので、アルミムをさまざまな方向から正確にブラッシュド加工するという手の込んだ仕上げによって、立体感のある現代的な雰囲気を醸し出した、としている。ベントレー・ベンテイガ 改良新型

《森脇稔》

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