神戸市営地下鉄の台車に亀裂…京成の脱線事故を受けて警戒、全数を緊急点検へ

神戸市営地下鉄 西神・山手線
  • 神戸市営地下鉄 西神・山手線
  • 台車の亀裂箇所。右の写真は上から見た状態。

神戸市交通局は6月30日、神戸市営地下鉄西神・山手(せいしん・やまて)線用の車両で台車の亀裂を発見したことを明らかにした。

6月29日に西神車庫(神戸市西区)で行なった定期検査の際に発見したもので、亀裂は先頭台車の前端部分1か所で発生。その大きさは約125mmであることが確認されている。

これについて神戸市交通局は「車体を支える大きな荷重はかからず、ただちに大きな事故につながるようなき裂では無かったと考えています」としており、検査中の発見であることから、事故や運休は発生していないという。

神戸市交通局では、6月12日に京成電鉄(京成)青砥駅(東京都葛飾区)で発生した脱線事故で台車の亀裂が確認されていたことから、自局車両の台車を重点的に点検していた。

原因は調査中だが、亀裂が発生した同型式の台車全16編成分32台については7月3日までに、海岸線用車両を含む異なる型式の台車全27編成分54台については7月7日までに緊急点検を実施するとしている。

亀裂が発生した当該車両形式は明らかにされていないが、現在、西神・山手線用の車両は、6月の北神急行電鉄市営化により転籍した7000系を含む5形式が運用されており、いずれも川崎重工業兵庫工場で製造されている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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