タクシー利用の買い物を支援…宇都宮商工会議所が外出に補助

(イメージ)
  • (イメージ)
  • 宇都宮市内

栃木県の宇都宮商工会議所はタクシー事業者と連携し、消費者が小売店・飲食店などで購買・消費しやすくなるよう支援する。タクシー初乗運賃の740円を補助(割引)する。タクシーの稼働率も上げ、小売店や飲食店も加えた“三方よし”をめざす。

消費者、とくに高齢者を中心とした「買い物弱者」と呼ばれる人たちの外出を支援することが目的だ。新型コロナウイルス感染症の影響で稼働率が落ちているタクシー事業者と連携することで、タクシーの稼働率も上げる。商工会議所はこれらによって地域の経済活動を支援する。

タクシー事業者は、栃木県タクシー協会加盟事業者のうち、宇都宮市内に本店を置き、この事業に賛同した事業者13社が実施する。補助の対象となる走行は、宇都宮市内の小売店や飲食店等、購買(消費)を目的とする旅客自動車運送および買い物代行だ。購買が見込まれない施設を目的地とした場合は対象外となる。利用者は商工会議所が指定するアンケートに回答する必要がある。

補助額は、タクシー運賃の場合初乗運賃の740円、買物代行の場合740円(タクシー初乗運賃相当)。事業期間は6月15日~8月31日までで、期間内でも補助上限額に達した時点で終了する。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース